「片麻痺患者の車いす座位と端座位における頸部角度の違い」(査読有)
脳血管障害者に対し、作業療法では端座位での訓練が多いが、実際の生活場面では車いすや背もたれのある座位継続時間も長い。脳血管障害者の中には車いす上で頸部の屈曲や過伸展状態を呈する場合もある。片麻痺者の頸部に注目し、車いす座位及び端座位での頸部角度を測定した。車いす座位では端座位に比べ頸部は起立しており、頭部前傾モーメントの軽減から、頸部の負担は軽減する可能性を示唆した。2014; 30(4): 21-24.合田央志, 八田達夫, 岸上博俊, 澤田紀子, 浮田徳樹.
北海道作業療法