標準型車いすに比較し、バックサポートに胸郭・骨盤サポートを有する車いすは、セグメントに応じた支えを提供しすることで、片麻痺者の座位非対称性は軽減するかを検討した。圧力分布計測装置、動作解析装置を用い座位姿勢を比較検討した。骨盤サポート付き車いすは、接触面圧の左右差を軽減し、健常者と同様に頭頸部の起立が起こった。バックサポート形状は片麻痺者の座位姿勢にも影響を及ぼすことを示唆した。
2017;2(4):1-7.
Ukita A, Abe M, Nikaido M, Arisawa K, Hatta T, Kishigami H.