「バックサポート形状の違いが片麻痺患者の車いす座位姿勢に与える影響」
第29回リハビリテーション工学カンファレンス(於 広島国際大学 呉キャンパス)
健常者実験において、バックサポートに胸郭・骨盤サポートを有する車いすでは頭頸位置と接触面圧が変化すること示した。多くは身体バランスに不均衡性を有している片麻痺者においても同様の変化が認められるかを検討した。健常者実験の結果は支持され、加えて左右の圧力中心点がより支持面中央に位置し、左右の不均等性が緩和した。片麻痺者はバックサポート形状の影響をより受けやすいことを示唆した。浮田徳樹, 阿部正之, 二階堂雅元, 有澤克晃, 岸上博俊, 八田達夫.