車いすを使用する患者は、実際の利用場面では靴を脱いだりする場合もある。靴底の高さは2cm前後が多く、実際の利用場面を想定した車いすシーティングが必要となる。2cm毎にフットレスト長を変化させ、3試行の圧力分布測定結果を分析した。被験者の座位下腿長とフットレスト長が一致したときに、最大座面圧が最小となることを示し、数cmのフットレスト長調整も利用者の座面圧に与える影響が大きいことを示唆した。
Atsuki Ukita, Haruka Horoya, Masayuki Abe, Hirotoshi KIshigami, Tatsuo Hatta.