「職種における車椅子観察点の違い-回復期リハビリテーション病棟での下肢位置に着目したアンケート調査-」
第56回日本作業療法学会(於 国立京都国際会館)
静的な車椅子座位場面における下肢の位置取りに着目し、回復期リハビリテーション病棟勤務の5職種の医療従事者に、車椅子座位についての観察点を明らかにすることを目的に調査を行った。合計400回答を分析し、静的な車椅子座位場面において車椅子利用者の足元への介入は、職種によって実践や意識に差があることが明らかとなった。多職種連携による「分業」と「協業」の観点より、車椅子関連事項の職種毎の視点を共有し、対象者へ向けた介入を試みることが重要となることを示唆した。浮田徳樹, 相原彩香.