「回復期病棟入院中に銭湯での入浴に繋げる外出訓練を段階的に行った1症例」
第49回北海道作業療法学会(於 函館アリーナ)
生活行為向上マネジメント(MTDLP)の視点から、自宅退院後の入浴行為に着目した介入を行った。外出訓練を段階的に行うことで、入院中には経験が乏しくなりがちな地域での活動・参加レベルの取り組みが効率的に経験できたと考える。身体機能が回復していく段階である病期においても、MTDLPを用いたプラニング及びOT介入は、不安を抱きがちな退院直後の生活行為を本人が実際に認識・経験することで、効果的なリハビリ介入に繋がる一助となることを示唆した。浮田徳樹, 工藤結希菜, 小野大輔, 鳥越夕妃, 阿部正之.