「骨盤サポート付新開発車いすと標準型車いすにおける座位姿勢比較」
第27回リハビリテーション工学カンファレンス(於 アクロス福岡)
車いすには移動性とは別に姿勢保持の役割も求められる。現場では姿勢の崩れが報告され続ける中、姿勢の崩れとバックサポート形状の関係は着目されにくい。標準型の車いすと、バックサポートに胸郭・骨盤サポートを有する車いすを用い、健常男性の座位を圧分布と姿勢アライメントから検討した。背面支持が機能することで、座面圧力集中の軽減や坐骨部圧力分布の均一化が示され、バックサポート形状の違いによる圧力分布に及ぼす影響を示唆した。浮田徳樹, 和田彩芳, 西村重男, 八田達夫.