「標準型車いす骨盤部接触面の実態」
第47回日本作業療法学会(於 大阪国際会議場)
骨盤部は座位姿勢を保持する中で基盤となる重要な箇所である。ヒトと車いすの骨盤部支持の実態を示すため、非接触3次元形状計測装置と圧力分布計測装置を用い、バックサポート形状の違いによる骨盤接触領域を比較検討した。直線的なバックサポート形状では骨盤部は背面に接触していないこと、下部胸郭は実質的な接触・荷重が最もある領域であることを示唆した。浮田徳樹, 西村重男, 岸上博俊, 澤田紀子, 八田達夫.