複数施設を有する法人では、車いすは患者転院に伴い循環する場合がある。適切な車いす・車いす備品が処方される基礎とするため、当センターでの車いす可動台数を把握することを目的とした。半年に1度の定点調査により、当センターでの必要利用台数を示唆した。法人として複数の施設を有する場合は、日々変化する各施設での適正車いす可動数を把握する必要があり、破損や経年劣化による車いす入替などの参考とすることで、安全な車いす運用に寄与すると考えられる。車いす管理運営システムについての重要性について示唆した。
浮田徳樹, 宇野祐哉, 白川正修, 小野大輔.