論文

基本情報

氏名 中林 幸子
氏名(カナ) ナカバヤシ ユキコ
氏名(英語) Nakabayashi Yukiko
所属 総合マネジメント学部 情報福祉マネジメント学科
職名 講師
researchmap研究者コード
researchmap機関

題名

「中井正一の「委員会の論理」(1936)と三木清の関係―印刷メディアにおけるコミュニケーションの双方向性の復活の可能性への言及に着目して」

単著・共著の別

共著

概要

本稿はメディア論の古典、中井正一の「委員会の論理」(1936)を三木清との比較から論じる。中井に影響を与えた先輩として三木は知られる。しかし後輩中井から三木への影響もある。本稿はその点を検証した。久野収は中井「言語」(1927,1928)から三木「解釈学と修辞学」(1938)への影響を示唆したが、歴史の当事者として証言するのみである。本稿では「言語」「委員会の論理」と「解釈学と修辞学」の関係を検討し、コミュニケーションの双方向性への志向の点で、二人に深い一致点があることを示した。
後藤嘉宏,中林幸子,戸邉俊哉

発表雑誌等の名称

比較思想・文化研究

発行又は発表の年月

201212