在日外国人の社会的孤立について文献検討を行い,母子への支援の現状は、乳児死亡率や妊産婦死亡率は日本人の2倍で、言語の問題をはじめ、経済的問題や制度の問題、宗教的問題などから医療サービスを受けられず孤立していた。
障害のある外国人児童の支援の現状は、保護者の情報不足や教育観の違いにより学級担任や他の保護者との間に摩擦が生じ相談できる機会や場所が不足していた。医療者をはじめ児童や留学生を支援する者の多文化への知識や理解不足、さらに教育機関や医療機関全体が在日外国人を受け入れる体制や連携が不十分であると考えられた。今後の支援には、教育制度や社会資源について事前に知識を持ち、適切な情報提供ができること重要である。