グループカウンセリングを活用した学級の仲間づくり(2)
日本学校教育相談学会
自主企画シンポジウムである。現役の教師3名によるで、 発達に歪みを抱える適応困難児童生徒に対する対人関係ゲーム・プログラム(田上,2005)の実践事例が報告され、筆者は、指定討論者を担った。本シンポジウムでは、グループカウンセリングとしての「対人関係ゲーム」について、二次的支援ツールとして、困難のある個や集団に対する実践が紹介され、その効果の理論的背景について対人関係ゲーム理論の解説が行われた。