ポスター発表「チックを呈する男児に対する緊張・不安の拮抗制止」
日本心理学会第78回大会(同志社大学)
認知行動療法での拮抗制止操作の事例研究である。転校後の学校不適応で強迫性スペクトラム様症状が発現した小学生男児の不安・緊張要因である①担任との関係不全、②仲間形成の失敗、②コントロールできないチック症状に対し、以下に対策し、短期間での症状消失を得た。①担任への援助要請、②SST、③不安・緊張に対する自己教示操作である。