パーキンソン病患者の浮き趾と身体機能との関連
本研究の目的は,パーキンソン病患者の浮き趾の本数とバランス能力や歩行能力などの身体機能との関連を明らかにすることである。在宅パーキンソン病患者を対象に,浮き趾の判定を行った後,体組成および各種身体機能を計測し,各項目と浮き趾本数との関連を検討した。その結果,パーキンソン病患者では,浮き趾本数が多いほど足趾機能や歩行能力が低下する可能性が示された。
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