「生活科における自己調整力を育成するための自己評価の在り方についての一考察」
新教育課程においては,子供が自分の学びについて振り返り,調整しながら次のめあてをもって学ぼうとしているかどうかという意思的な側面を見取る評価観が求められる。「主体的・対話的で深い学び」を実現するためには,「主体的に学習に取り組む態度」の評価の在り方が重要なポイントになるのである。本稿では,低学年の教科である生活科において,子供が自らの活動を振り返り調整しながら自分なりに考え,工夫していくことができる自己評価の在り方について考察する。総p.176pp.1-14
東北福祉大学教職研究2019