保育学生の自己評価にみる保育者基礎力の実態(1)
日本保育学会 第68回大会(椙山女学園大学)
保育学生2年生を対象とし、全国保育士養成協議会平成 25 年度専門委員会課題研究報告書を基に、「保育者基礎力」の自己評価調査を実施した。意識の変化では特に保育所実習を通して、失敗や反省を次に生かそうとする項目が「できるようになった」と思うと回答していた。失敗の捉え方の幅も広いが、同じ失敗を繰り返さないようにする意識の高さが見受けられた。適切な判断力については「できるようになる難しさ」 を感じている傾向が明らかとなった。石森真由子・中島恵