保育内容領域「健康」の総合的な学びに関する研究(1)-実習を通した体験的理解による自己評価-
日本保育者養成教育学会 第1回大会(白百合女子大学)
短期大学の保育専攻2年生を対象に質問紙調査を行い、教育実習、保育所実習、施設実習それぞれにおいて、保育内容領域「健康」に関した理解の深まりについて確認した。幼稚園、保育所、施設実習において、学生が実際に立ち合う機会が同程度あったと考えられる「食育」「身辺の整理や清潔」、「事故や怪我の対応」「生活リズム」に関する項目が理解できたとして上位に挙がっており、保育現場における実践を通して、1年次に履修している領域「健康」の理解を深められている傾向もみられたことを報告した。