論文

基本情報

氏名 藤井 俊勝
氏名(カナ) フジイ トシカツ
氏名(英語) Fujii Toshikatsu
所属 健康科学部 医療経営管理学科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

題名

「Thinking of the future and past: the roles of the frontal pole and the medial temporal lobes.」

単著・共著の別

共著

概要

この論文では、ヒトが持つ「将来を考える(prospection」という高度な認知機能の神経基盤についての世界で初めての研究結果を報告した。ヒトが未来を考えることができるのは系統発生的にも個体発生的にも、自己の過去を想起できるようになってからであると考え、どちらの条件でも海馬の活動は共通し、さらに将来を考えるにはヒトで高度に発達した前頭前野の活動がみられると予測した。結果として、過去の想起・将来を考える際に共通して海馬領域と前頭前野の活動が同定されたが、特に前頭前野では活動部位が異なることを明らかにした。
pp.1369-1380
Okuda J, Fujii T, Ohtake H, Tsukiura T, Tanji K, Suzuki K, Kawashima R, Fukuda H, Itoh M, Yamadori A.

発表雑誌等の名称

『Neuroimage, 19』

発行又は発表の年月

200308