『対話型鑑賞会(ギャラリートーク)の意義について』
本研究は、鑑賞教育を考えたとき、様々な形式があるなかで対話型の形式での鑑賞会を行う意義についての検証を行った。図画工作教育法履修学生43名を対象として、ギャラリートークのレクチャーをした後、グループごとに実施、その後質問紙調査を行い、自由記述の内容を分析した。その結果、対話を通して鑑賞することで参加意欲が高まり、より深く絵を見ることに繋がったり、他者の発言から自分との相違に気付いたりして、新たな発見が生まれるなどの利点を見出すことができた。総p.5
東北文教大学東北文教大学短期大学部教育研究第6号pp1-5