「臨床美術における創作カリキュラムの汎用性の検討―「量感画」の指導展開に関する研究―」
臨床美術の創作カリキュラムの代表的なものに量感画というものがあり、その制作過程においては、五感を働かせ、よりモチーフ感じることを段階的に制作工程に組み入れている。よく見て描くように指示し、個人のペースで自由に描いてもらうといった通常考えられる展開と比べどのような効用があるのかを検証した。結果として作者自身の満足度、他者からの作品評価が上回るなど、臨床美術のプログラムの有意性がわかった。総p.11
八戸短期大学研究紀要第31巻pp15-25