The recognition of chlamydial infection by obstetricians and gynecologists in Japan ―A consideration of what midwives should do to prevent the spread of chlamydial infection
日本におけるクラミジア感染に対する産婦人科医の認識を明らかにする為、19名の産婦人科医に半構成的な面接を実施した。結果、医師の専門守備範囲によってクラミジア治療の認識が異なること、パートナー治療へ何らかの困難さを感じていること、クラミジア感染者の保健行動特性は把握しているが対策まで踏み切れないこと、実践はなかなかできないが予防対策は考えているが特徴的であった。この点からも医師は治療に追われている傾向があり、クラミジア蔓延を防ぐ為には女性健康の専門家である助産婦が何らかの介入の余地を感じた。