双子の一児を亡くした母親の経験－流産後約2年経過した１事例から－

双子の一児を流産した1事例の母親の経験を記述的に明らかにし、今後の看護ケアのあり方を検討した。“状況がのみこめない”“B 児も死んだらどうしよう” “もう1人いるからいいじゃない”“触れちゃいけないこと” “Ａ児の証しがない” “私の気持ちがわからないくせに”“Ａ児とＢ児のつながり”“流産死産仲間との出会い”の語りが特徴的であった。

宮城大学看護学部紀要