「葛藤解決における寛容性の研究:寛容方略と寛容性」
東北心理学会第56回大会(山形大学)
寛容性を喚起するプロセスについて、被害者の認知的方略に焦点を当てて検討を行った。質問紙ではCloke (1993)によって示されている寛容性を高める60個の方略、寛容性の程度について尋ねた。寛容方略は14カテゴリーにまとめることができ、これらの方略を行う人は、それを行わない人よりも加害者に対する寛容性を高めることが示された。高田奈緒美・大渕憲一