「がん医療に関する報道の標本調査研究ー紛争解決における寛容性の研究:第三者の態度が被害者の寛容性に与える影響ー」
厚生労働省科学研究費補助金 第3次がん総合戦略研究事業 平成20年度総括・分担研究報告書
がん医療に対する遺族の納得形成や寛容性にメディアが影響を与えると考えられるが、研究ではメディアを第三者としてとらえ、その態度を遺族に沿うものかどうかを操作した。その結果、遺族の意向に沿って第三者が遺族の責任を否定した場合、それを示唆するときよりも加害者に対する遺族の寛容性が高まることを見出した。総p.144 pp.89-92高田奈緒美、中村利仁、齊藤英昭、郡司篤晃、佐藤章、宮腰重三郎、小松恒彦、小原まみ子、中村利仁、山口拓洋、湯地晃一郎、松村有子、濱木珠恵、小林一彦、久住英二