「寛容性の認知過程:責任判断に対する寛容的思考方略の効果」
日本心理学会第67回大会(東京大学)
寛容性の認知過程について、被害経験を中立的に再考することは加害者への責任帰属を低下させ、寛容性を高めるだろうと仮説を立てて検討を行った。その結果、仮説と一致して、被害経験の中立的再考は加害者への責任帰属を緩め、寛容性を促すことが示された。高田奈緒美・大渕憲一