「対人葛藤における寛容性の研究:解決方略と人間関係」
日本心理学会第66回大会(広島大学)
葛藤解決はさまざまな目標にもとづいて行われるが、本研究では、解決方略の選択は加害者と被害者の対人関係のタイプに影響されることを検討した。結果として、被害者と加害者が親友・友人・恋人などの親密な関係にあるとき、その関係が知人や初対面などの非親密関係にあるときよりも、建設的な方略が選択されることが示された。高田奈緒美・大渕憲一