「重症心身障害児をもつ母親らのライフストーリーからみえたサポートネットワークの構造」
重症心身障害児(以下、重症児)とその介護者である母親に関するサポートネットワークの構造と課題について、重症児を持つ母親4名を対象に半構造化面接を実施した。 母親らのライフストーリーから、子の出産から現在までのサポートネットワークの構造を整理した結果、ソーシャルワークや相談支援機能の充実が必要となっている。実際には、母親自らが重症児の生活全てをマネジメントする実施主体となっており、サポートシステムの構築や支援を統合する相談窓口を確立する必要性があると考える。
『地域ケアリング』