「LAMP法によるレジオネラ菌の検出について」
レジオネラ菌は従来用いられる培地では発育せず特殊な培地を使用し、判定には1週間~10 日間と長い期間を要する。LAMP法を用いたレジオネラ検出用試薬キットは、従来の検査法と比較して短時間にレジオネラ属菌を検出しうる。そこで、環境水のサンプルを用い培養とLAMP法によるレジオネラ菌の検出を行い、比較検討を行った。その結果、培養で陽性となった7検体は、LAMP法において全てが陽性であった。また、培養で陰性となった74検体において、LAMP法では4検体が陽性となった。p.792竹田真由、舩渡忠男
日本臨床検査自動化学会会誌 抄録集 日本臨床検査自動化学会大会第41回大会 (於パシフィコ横浜)