「喫煙障害の分子機序」
喫煙はさまざまな疾患の発症リスク因子になりうると考えられる。酸化ストレスは喫煙によって高くなり、これらが発症と関わるという報告もある。そこで、酸化ストレスに関する遺伝子多型と喫煙の関連性について検討を行ったところ、酸化ストレスが生体に影響を与えていることは明らかとなった。しかし、遺伝子多型との関連性は、現時点では明らかではなかった。pp.112-116舩渡忠男、竹田真由
「臨床化学」第39巻2号