「遺伝性疾患とは-遺伝病研究の最先端」
現在、ほとんどの遺伝病の原因となる責任遺伝子が次々に同定され、遺伝子異常が明らかになり、より確実な診断が可能となってきた。近年、DNAの塩基配列の変化なしに、DNAのメチル化やヒストンの修飾によって遺伝子発現を制御するエピジェネティクスが注目されている。新しい技術によって診断可能な疾患を概説した。pp.13-16舩渡忠男、竹田真由
「アニムス」第59号