「喫煙による慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関与する因子」
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、喫煙が主な理由と考えられ、活性酸素種(ROS)の増加が、酸化ストレスを誘導すると考えられている。一方、、解毒蛍酵素であるグルタチオン(GSH)活性が、喫煙によって減少することも重要である。COPDをはじめ、心血管障害や脳障害における喫煙による影響を理解するのに、重要な手掛かりとなりうる。pp.84-85舩渡忠男、竹田真由
「臨床化学」第38巻1号