「臨床検査の落とし穴 薬剤による影響」
臨床検査におけるデータは、検体の状態や検査工程だけでなく、検査を受ける側の薬剤服用によっても、本来の体内状態を評価できなくなる場合がある。各種臨床検査項目において影響のある薬剤については、検査前の投与中止と投与している場合は再検査が望ましい。薬剤の副作用は投与量と作用時間によるため、多種の検査値の異常を監視する必要がある。pp.25-29舩渡忠男、竹田真由
「月刊薬事」第50巻8号