「電気泳動を主としたプロテオーム解析による新規バイオメーカー発掘の可能性」
タンパク翻訳後修飾の解析などターゲット分子をより絞った機能解析が盛んに行われている。血清プロテオーム解析では、レクチンカラムを用いて分離を可能とした。また、TNA-αの例より、二次元電気泳動を用いることでターゲットタンパク関連因子を検索するツールとして有用であること、そしてプロテオーム解析による高感度なタンパク同定が可能であることを示した。pp.15-18斉藤邦明、竹田真由、山本康子、舩渡忠男、高橋香奈子
「生物物理化学」第52巻2号