「造血器腫瘍の統合的細胞診断に向けて 造血器腫瘍における遺伝子検査」
造血器腫瘍における遺伝子診断には、免疫グロブリンからDNAマイクロアレイに至るまで、急速に進歩している。とくに白血病の診断においては、早期診断および治療経過観察における定量モニタリングは重要である。一方で、遺伝子検査を施行している施設は限られ、施設間差の是正を行うための標準化と精度保証は臨床検査として遺伝子検査における重要な課題であると考えられる。pp.352-359舩渡忠男、竹田真由
「日本検査血液学会雑誌」第8巻3号