「RNA創薬のためのプラットホーム技術-アンチセンス・リボザイム・DNAザイム・ガイドRNA・SMaRTについて-」
アンチセンステクノロジーは、遺伝子発現を選択的に制御する方法として有力な手段であるが、医薬品としての有用性については十分認められていないのが現状である。しかし、ゲノムの解析、核酸修飾合成技術の進歩により、RNA創薬はアンチセンス、リボザイム、DNAエンザイムという核酸医薬の開発技術の進歩で著しい展開をみせており、難治性疾患治療など臨床応用への期待が寄せられている。pp.37-45舩渡忠男、竹田真由
「分子細胞治療」第5巻5号