近年、遺伝子(核酸)の蛍光量測定を基本としたリアルタイム(RT-)PCR定量法が普及し、PCR産物の検出が自動化されてきた。リアルタイム定量法における陽性対照は、ヒトのどの細胞でも安定に発現しハウスキーピング遺伝子を同時測定することにより、定量効率を判定する。しかも、内部標準として相対比評価して標準化することが通例となっている。様々なハウスキーピング遺伝子を用いて最適な内部標準を検討した。
本人担当部分:研究デザイン(文献検索、データ収集)、データ分析、論文検討 pp.9-46
鈴木佳子、竹田真由、舩渡忠男