「Ribozyme-mediated cleavarage of c-fos mRNA reduces gene expression of DNA synthesis enzymes and metallothionein」
機能的核酸であるRibozymeがc-fos遺伝子の発現を抑制することで、耐性ヒト卵巣がんにおけるシスプラチン感受性が回復することを実証し明らかにしている。その機序としてDNA修復に関与する遺伝子の発現を抑制することが考えられる。リボザイムが薬剤耐性の克服を図る手段として有用であることを示している。pp.10591-10595Scanlon KJ, Jiao L, Funato T, Rossi JJ, Kashani-Sabet M
Proc Natl Acad USA Vol. 88