「Increased sensitivity to cisplatin in gastric cancer by antisense inhibition of the HER-2/neu (c-erbB-2) gene」
がん遺伝子であるHER-2/neu (c-erbB-2)は胃がんで発現し、また胃がんはシスプラチンには比較的耐性である。この遺伝子に対するアンチセンスを胃がん細胞に導入することによって、c-erbB-2遺伝子制御によりシスプラチン感受性が回復ことを示している。胃がんにおけるシスプラチン感受性にc-erbB-2が関与し、細胞内情報伝達系が重要な役割を果たしていることを示している。pp.297-303Funato T, Kozawa K, Fujimaki S, Miura T, Kaku M
Chemotherapy Vol. 47