「Increased sensitivity to cytosine arabinoside in human leukemia by c-raf antisense oligonucleotides」
がん遺伝子であるc-raf-1遺伝子は細胞内情報伝達に関与することが知られており、この遺伝子の制御の薬剤感受性における役割について追求している。C-raf-1遺伝子に対するアンチセンスを用い、AraC耐性となった白血病細胞にアンチセンスを導入し、AraC感受性の回復を示している。C-raf-1遺伝子のAraC耐性獲得における関与を示唆すると共にアンチセンスによる分子標的治療の可能性を示している。pp.325-329Funato T, Kozawa K, Fujimaki S, Kaku M
Anticancer Drugs Vol. 12