白血病症例ではキメラ遺伝子を指標としてPCR法による微小残存病変(MRD)検査が行われているが、臨床的有用性は十分ではない。t(8;21)を伴う急性白血病のキメラ遺伝子の定量的診断法を示し、さらに臨床的意義を明らかにしている。MRDの定量的把握、白血病のモニタリングの有用性を示し、早期診断及び再発を予知しうる可能性を示している。
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Fujimaki S, Funato T, Harigae H, Imaizumi M, Suzuki H, Kaneko Y, Miura Y, Sasaki T