「結腸癌におけるシスプラチン耐性関連遺伝子のPCR法による検出-第2報がん遺伝子発現について」
シスプラチン耐性発現機序との関連性において、癌遺伝子の中で、c-fos遺伝子、H-ras遺伝子、c-myc遺伝子の変化および機能に着目した。今回、シスプラチン耐性を獲得した結腸癌培養細胞株において、これら癌遺伝子発現量の変化をmRNAから、ノーザンブロット分析およびRT-PCR法により、それらの有用性を証明した。pp.197-202舩渡忠男、刀祢毅、宮地勇人、石森章
臨床病理 第41巻第2号