「定量PCRシステムによる白血病minimal residual disease(MRD)の検出」
白血病におけるminimal residual disease(MRD)の検索は、再発予知(早期診断)と早期の対処(治療)、ならびに治療効果の正確な把握において重要である。今回、蛍光5‘ヌクレアーゼ法を原理としたリアルタイム定量法により、t(8;21)を伴う白血病の特異的キメラ遺伝子のMRDの定量的把握を可能としたので報告した。p.205藤巻慎一、舩渡忠男、張替秀郎、佐々木毅
臨床病理 第49巻補冊