「遺伝子領域-遺伝子検査は病気の予防に貢献しうるか」
遺伝子検査は今後の診療の発展において有用であるだけでなく、疾患発症の予測を可能にすると期待される。健康診断として遺伝子検査を行うかどうかについては倫理的な問題を含めて十分に議論する必要がある。根拠に基づいた医療(EBM)が重視される現在、遺伝に関わる遺伝情報の倫理性を含め、概説した。特集:健康に生きる 遺伝子領域 pp.511-517舩渡忠男、竹田真由
医療と検査機器・試薬 第28巻第6号