「高感度免疫固定法を用いた2峰性Mたん白血症の同定」
M蛋白は単クローン性であるが、まれに2つのクローンの増殖による2峰性M蛋白血症が認められる。著者らは、日常検査のセルロースアセテート膜電気泳動法で2峰性のM蛋白を認めた4症例について、免疫電気泳動法、高感度免疫固定法を用いて免疫化学的同定を行い、両法を比較検討し、高感度免疫同定法による2峰性M蛋白血症における有用性を認めた。pp.15-20坪茂典、舩渡忠男
衛生検査 39巻1号