「骨髄腫におけるnatural killer活性とその低下機序に関する研究」
骨髄腫患者のnatural killer活性は、進行例ならびに治療後寛解例において明らかな低下が認められた。本症におけるNK活性低下機序として、活性化しているNKcell数の減少によるものではなく、NKcell自身のrecycling(再活性)能が障害している可能性を提唱したデータを示した。pp.368-371舩渡忠男、小出朝男、大谷英樹、斎藤正行
癌の臨床 第30巻第4号