「RNA創薬のためのプラットホーム技術」
アンチセンステクノロジーは、遺伝子発現を選択的に制御する方法として有力な手段であるが、医薬品としての有効性については十分認められていないのが現状である。しかし、ゲノムの解析、核酸修飾合成技術の進歩により、RNA創薬は著しい展開をみせており、臨床応用への期待が寄せられている。本稿ではRNA創薬に向けたこれまでの知見を概説していく。pp.427-435舩渡忠男、竹田真由
分子細胞治療 Vol.5 No.5