「胃疾患におけるPCR法を用いたHelicobacter pyloriの検出」
Helicobacter pylori菌は、ヒト胃炎および消化性潰瘍の起因菌として注目されている。本菌の検出に本菌特異的16SリボソームRNAの塩基配列が提唱された。著者らは今回、各種胃疾患患者から採取された組織から抽出した核酸材料について、16SrRNAをコードする遺伝子のPCR法により検出法を確立した。pp.1328-1332藤巻慎一、佐藤延子、星野敦、蝦名弘子、舩渡忠男
臨床病理 第41巻第12号