「PWM刺激低反応群におけるhelper Tcell機能低下」
ヒトBcellの分化成熟過程をin vitroで評価する方法としてPWM刺激による末梢リンパ球の抗体産生能刺激が用いられている。著者らは健康者リンパ球のPWMに対する反応性について調べ、個体間で著しい差異を示すことを明らかにした。それらの反応性を検討した結果、PWM低反応群ではhelper Tcell機能が低下していることを明らかにした。pp.810-812舩渡忠男、小出朝男、大谷英樹、斎藤正行
医学のあゆみ 第128巻第12号