「Flow Cytometoryによる急性白血病におけるP糖蛋白の分析」
多剤耐性は宿主腫瘍細胞に原因があり、多剤耐性遺伝子(MDR-1)とその産物であるP糖蛋白が発現している。これまでMDR1遺伝子の発現の臨床的意義を検討してきた。今回P糖蛋白に対するモノクロナール抗体をFlow Cytometryに応用し、末梢血白血病細胞から耐性化した細胞を検出方法を開発した。pp.899-904舩渡忠男、板東由紀、加藤治子、徳弘英生、下田勇治
臨床病理 第37巻 第8号