「定量的PCRシステムの臨床応用」
各種疾患における遺伝子発現量及び微生物核酸のコピー数の評価は病態の把握及び治療効果判定において重要であり、初期鋳型核酸量を求めるPCR定量化システムの確立を行っている。サイトメガロウイルス(CMV)DNAコピー数及び薬剤耐性遺伝子(MDR-1)の発現量測定のために本システムを開発し、臨床的有用性について追求している。pp.399-405舩渡忠男、佐藤淳子、佐々木毅
臨床病理 第46巻 第5号